農業界には「鳥またぎ米」という言葉があります。鳥がまたぐんです。

言葉の意味は、「鳥も目もくれないようなお米」というもので、産地を批評する表現です。

わが たけもと農場の田んぼも、実は「鳥またぎ米」だったそうです。ボクのじいちゃん竹本平一が農業始めたころは、現在の半分くらいしかお米が取れない、地力のない田んぼでした。そこが、たけもと農場の原点である土づくりの歴史が始まりました。50年ほどの歴史です。

ここだけ読むと、たけもと農場のお米ってダメじゃん!となるんですが、実は有名な「新潟県魚沼地方」も、かつては鳥またぎ米だったというエピソードがあります。”元”鳥またぎ米の産地だったならお米がうまい!ということはないんですが、鳥またぎ米と揶揄されたことで、「なにくそ」の精神で頑張ってきたという点では、魚沼との共通点があると言えるんではないでしょうか。魚沼は歴史もう少し古いんでしょうけど・・・

同じく、近年、北海道のお米も人気があります。お米が作れない地域と言われてたのに(ボクが社会で習った時点でもそう言われていた記憶があります)・・・

ウチの話に戻りますが、
当初は町内でも最低の収量だったのですが、10年かけて県一位の収量にまで登りつめたそうです。それが評価されて天皇杯まで頂きました。農家・オブ・ザ・イヤーのようなものです。

じいちゃんはボクが生まれる前に亡くなったので、なんだか他人事のように書けます。本当は自慢するくらい身近な存在なハズなのですが。